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タロットカードの起源には様々な説があります。ジプシーの足跡を辿るように、古代インド、中国、東欧 ect を経て、15世紀のイタリアではないかとも云われています。当時の貴族がゲームの道具として使っていたようです。
タロット・・・神秘的な響きですね。皆さんはどういうイメージをお持ちでしょう。そして皆さんにとって『占い』とは何でしょう。
『昨日は過ぎ去ってしまいました。明日という日はまだ来ていません』
マザー・テレサのお言葉です。
『やり直すことは出来ぬ。だから人生それが人生』これはある歌の歌詞です。
いずれも今、この瞬間、今日という日を大切にということを伝えていると思います。こういう言葉に触れると、なにかしなくちゃという気になりますね。人生なんでも経験した者勝ちじゃないか、思い出は多いほうがいいし、失敗なんて恐れる必要はないのだと思えませんか。たとえ今、ピンチやトラブルの真っ只中にあっても、自分の背中を押してみれば、意外にも火事場の馬鹿力が出てくるかもしれません。
『不幸も何らかの役に立つ』というフランスのことわざがありまして、そういえば日本でも『厄は役に通じる』と云って、昔の人はお祝いしたりしていたようです。
私達のまわりには、見えないエネルギーの流れがきっとあるのだと思います。強い意思の力によってそのエネルギーを作り出していけるとしたら、人生は創造性に満ちたものになるのではないでしょうか。目の前に現れたカードは、今のあなたのエネルギーの流れを教えてくれています。それはすでに気づいていたことであったり、意識の奥深くどこかに潜んでいるものだったり、いずれにせよあなたの中に存在しているものです。つまりあなた自身です。そう、占いとは究極『あなた』なのです。
あとは目の前にある材料で創意工夫するだけ。やる気を出すだけ。自分に与えられたこの尊い人生を豊かなものにしていこうではありませんか。いわば腕の見せどころですよね。
ワインの底にたまる澱(おり)のように、いつの間にか、自分の中に沈殿してしまっているものがあります。
心の大掃除をしてみませんか。まるで掃除機で吸い取るようにキレイサッパリ。そして自信に満ちた明日を迎えましょう。
カードはあなたに必要なメッセージを伝えてくれます。

                  
                                                                   心と運気のカウンセリング
                             マリー・ベル